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耐震性能

現場打ちの鉄筋コンクリートの壁式構造は、耐震性の最も高い構造です。

地震時には多方向から強い力が加わります。一般的な木造住宅や鉄骨造の場合、その外力が柱や接合部に集中してしまい吸収できずに建物全体が変形してしまう可能性があります。しかし壁式鉄筋コンクリート構造は、基礎・柱・梁・床・壁・天井などを一体化した継ぎ目のない構造なので、外力を面で吸収・分散します。鉄筋コンクリート自体が重量のある剛構造なので揺れも少なく、優れた耐震性を実現します。高い安全性能が求められる高層ビルや高速道路などに多く用いられていることからも、その優れた性能をうかがうことができます。


耐火性能

鉄筋コンクリートの建物は、鉄骨造や木造に比べて火に強いのが特徴です。

厚さ10cm以上の鉄筋コンクリートは耐火構造と呼ばれ、火災が発生しても2時間は変形や損傷を起こさない性能を有しています。市街地では、火事の広がりを防ぐため、建物に対して厳しい制約を設けた防火地域や準防火地域に指定したエリアがあります。高い耐火性能をもつ鉄筋コンクリートの住宅は、こうした地域でも問題なく建てられるのが特長です。


耐風性能

鉄筋コンクリート住宅は、竜巻にも耐える耐風性能があります。

地震と同様、日本は台風の大変多い国です。
台風や竜巻など風速40m/sを超える暴風は強大な破壊力をもっています。
ほかの構造体とは違い、RC住宅(鉄筋コンクリート住宅)は自重の大きい構造帯です。単位面積当たりの比重の大きいコンクリートは当然のことながら飛ばされにくいというわけです。また一体構造でああることも大きく貢献しています。
鉄筋コンクリート造では、風速100m/sでも倒壊はもちろん、壁や屋根が吹き飛ばされことはありません。


遮音性能

コンクリート壁は約50dBD-50)の騒音を遮断します。

建物の遮音性は、壁や床の素材が重いほど高くなります。木の比重が0.40.9程度なのに対してコンクリートの比重は2.3。しかも鉄筋コンクリートの家は、壁や床そのものが分厚いコンクリートで構成されるので、効果は抜群です。
例えば屋外で、電車内で感じるのと同等の騒音(80db)があったとしても、室内では住宅地の深夜の静けさ(30db)と同じくらいまで騒音が遮断されるのです。
単一材料なら単位面積当たりの比重が大きい材料ほど遮音性が高いという特性があります。木造住宅の壁材と比較して圧倒的な比重を示す鉄筋コンクリートは、いかに遮音性に優れているのかがわかります。また、音は隙間や継ぎ目などからも伝わるため、一体構造である現場打ちRC造は優れた遮音性を示します。遮音性能が高いとともに、気密性が高いということにもなります。


断熱性能

鉄筋コンクリート住宅は、木造の家に比べて高い断熱・気密性を備えています。

断熱・気密性が高い家はエアコンを使う時にも効率がいいので、省エネルギー効果も期待できます。
コンクリートという素材自体は、木に比べて熱を伝えやすい性質をもっています。熱の伝わりやすさを示す熱伝導率で比べると、コンクリートは木の10倍も熱を伝えやすいことになります。

ただし、家全体のつくりでみると、鉄筋コンクリート住宅と木造の家は立場が逆転します。木造の家は隙間が多く、断熱材を入れる際にも家全体をぴっちり覆えるわけではありません。一方、鉄筋コンクリート住宅は気密性が高くて隙間がほとんどなく、断熱材でしっかり覆うことが可能です。結果的に木造の家に比べて気密性はもちろん、高い断熱性能を確保できるのです。

耐久性能

鉄筋コンクリート住宅は、木造住宅よりも資産価値が高いです。

法定耐用年数は47年。木造住宅が20年~22年なのに対し、倍以上の期間を資産価値
として維持できます。(47年で住めなくなるということではありません。)これは、ローン返済後の資産活用(賃貸化など)が可能になるほか、ローンの負担を残すことなく次世代へ住み継ぐことができるということです。
また、建て替えサイクルがながくなれば廃棄物の削減にもなるため、結果的にエコにも繋
がります。

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